2005年11月17日
これが幻でも私は疑いません。

E-muにコンピューター卸してる友人のギターをトラックするため、彼の友人のスタジオへ。

スタジオと言っても、アパートを改築しておるわけです。しかし、中にあるものはおそらくギャラクシースタジオを超えるもの。

この方、OceanWayが数十年前にオークションにかけたものを全て買い取ったそうです。フルカスタマイズされたアジャスト不可のマイクプリが20台。Telefunken達。

やばいですよ。よだれが止まらない。

リビングルームも改造して、キャピタルの地下にあるようなリバーブルーム作ってます。


おや、あそこの卓に居られるのは。。(東京FM:土17時)

最近様々な出会いがあり、アメリカだからやっぱりなーと思っておりましたが、今回はさすがに激震。

彼はカスタムNeveの前で、Mixをしてました。その後ろでシャンペンを飲んでる皆さんに加わり、冷静なふりもするのも忘れ、彼の手法にずっと注目。。Mix中、一度もボリュームを大きくすることなく、ビルエヴァンスを思わせる手つきで、どんどんと組み立る。そして15分後に出来上がった音を上げる。

その後話題がGet Rich or Die Tryin’の話へ。全くもって、耳に話が入らず、ひたすら彼の目を見ていました。強く、熱い目。彼が作ってきた奇跡というものは、全て情熱からだったことを証明する。全身に立つ鳥肌を感じながら、彼が去る際に握手をし、激励をいただきました。

これが幻でも私は疑いません。

クインシージョーンズ氏、次は同じ土俵で再会しましょう。

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