私がオーロラ観測をしていた間に起こったインド洋地震、そして津波には大変大きな衝撃を受けました。155,000人を超える死者、発生が確認されているコレラやこれから起こるであろう伝染病の可能性、観光産業の大打撃、数えきれない問題が先に待ち構えています。それに対する日本の対応であった、追加支援4000万ドル、国連計画の寄付にトップである2億5000万ドル。経済大国日本のできる最高の支援だと思います。
今回の自然大災害で、改めて地球のバランスが明らかに崩れていることを感じました。今回の大災害に対し、アメリカ国民、また法人は10億ドルという、多額の寄付をしましたが、今回の災害の原因、地球異常気象発生理由を考えてみると、やはり私たち人間が使用するエネルギーに問題があるような気がします。
つい最近まで続いたカリフォルニアでの洪水、そして、インド洋の地震と、まさしく異常気象です。しかしながら、異常気象という意味を調べてみると、
”過去30年以上にわたって観測されなかったほど、まれな気象現象。また、一般的に平年より著しく異なった気象現象や、建造物や農作物に壊滅的な被害をもたらした気象現象をもいう”ー大辞林 第二版 (三省堂)
とあり、このように頻繁に観測されるものではないわけです。では、なぜ?ということを考えてみれば、やはり、現代の生活がバランスを崩していると思います。そのために97年に開催された、地球温暖化防止京都会議、そして定められた数々のガス制限や目標が書かれた京都議定書。世界中の先進国が加盟し、地球と向き合ったはずですが、2001年3月、ブッシュ大統領率いるアメリカは脱退しました。
アメリカが脱退した大きな理由とし、カリフォルニア州で起こった電力不足や、公共機関が十分に発達してないことがあげられるでしょう。1979年に起こったスリーマイル島原発事故で、反発運動が高まり、それ以降原子力発電所がありません。それに加え、アメリカ原発は40年で免許が消えるため、もうすぐ原子力発電はアメリカから消えてしまうでしょう。
それに対するブッシュの対策は1500カ所とも言われる更なる石油発電所の増加であり、現在でも世界の25%を超える温室効果ガスを排出している国は、更に地球温暖化を速めるに違いません。
その事実が直接今回の地震や津波に原因であったかは証明できませんが、多少なり関係はあるはずでしょう。それを”イラク戦争に対する神の怒り”と説くのはでしょうか。アメリカ国民による多額の基金は、多くの人の助けになるとは思います。しかし、人を助ける事だけに満足せずに、地球と共にに生きるということにも考えを持つべきだと思います。それは決してアメリカだけでなく、世界中の人間の一人一人持つべき観念であり、意識していかなければならないと。
今回の自然大災害で、改めて地球のバランスが明らかに崩れていることを感じました。今回の大災害に対し、アメリカ国民、また法人は10億ドルという、多額の寄付をしましたが、今回の災害の原因、地球異常気象発生理由を考えてみると、やはり私たち人間が使用するエネルギーに問題があるような気がします。
つい最近まで続いたカリフォルニアでの洪水、そして、インド洋の地震と、まさしく異常気象です。しかしながら、異常気象という意味を調べてみると、
”過去30年以上にわたって観測されなかったほど、まれな気象現象。また、一般的に平年より著しく異なった気象現象や、建造物や農作物に壊滅的な被害をもたらした気象現象をもいう”ー大辞林 第二版 (三省堂)
とあり、このように頻繁に観測されるものではないわけです。では、なぜ?ということを考えてみれば、やはり、現代の生活がバランスを崩していると思います。そのために97年に開催された、地球温暖化防止京都会議、そして定められた数々のガス制限や目標が書かれた京都議定書。世界中の先進国が加盟し、地球と向き合ったはずですが、2001年3月、ブッシュ大統領率いるアメリカは脱退しました。
アメリカが脱退した大きな理由とし、カリフォルニア州で起こった電力不足や、公共機関が十分に発達してないことがあげられるでしょう。1979年に起こったスリーマイル島原発事故で、反発運動が高まり、それ以降原子力発電所がありません。それに加え、アメリカ原発は40年で免許が消えるため、もうすぐ原子力発電はアメリカから消えてしまうでしょう。
それに対するブッシュの対策は1500カ所とも言われる更なる石油発電所の増加であり、現在でも世界の25%を超える温室効果ガスを排出している国は、更に地球温暖化を速めるに違いません。
その事実が直接今回の地震や津波に原因であったかは証明できませんが、多少なり関係はあるはずでしょう。それを”イラク戦争に対する神の怒り”と説くのはでしょうか。アメリカ国民による多額の基金は、多くの人の助けになるとは思います。しかし、人を助ける事だけに満足せずに、地球と共にに生きるということにも考えを持つべきだと思います。それは決してアメリカだけでなく、世界中の人間の一人一人持つべき観念であり、意識していかなければならないと。
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