3年間の末

先週の土曜日にとうとう3年の末の夢が叶いました。夢を見始めたのは、早くも3年前。本物のアメリカの音をNUEMANNで録って、NEVEコンソールの前に座り、GENELEICでモニターし、2inchのアナログに録る。友人のプロデューサの繋がりで、Almighty grindという、House Of Bluse Anaehimにもよく出演しているバンドを実験でありながらもチーフエンジニアでやらさせていただきました。とはいっても、あくまでCollegeで録ったもの。チャージもしてません。

ただ、この日が来るまでに費やした3年は早くも長く。36本のマイクを立て、音が部屋に降り出した時、あまりに心が熱かった。レコーディングが終わった後の帰り道は涙が止まらなかった。

音楽はあまりにも素晴らしい。レコーディングは裏方でありながらも、レーベルとアーティストの接点でありつつ、知識も経験もセンスも要求され、それ以上にコミュニケーションの能力が要求される役職。その仕事を夢見て、始めて自分の夢が正しかったと実感した。

Xiさんよー、カリフォルニアで極東の島国から来た黄色い猿は暴れてますぜ。何がでできるか、どこまで行けるかは知らんが、サムライなめんじゃねぇ。と。

それでいいんじゃないんですかね。