Plug-insの大世界~シンセ編2~

私はこよなくLogicを愛しております。その大きな理由の一つがPlug-insの豊富さです。Logic Proにはミュージックプロダクションを全て補うエフェクトPlug-insが入っており、ソフトウェアシンセサイザーも、基本的なアナログシンセの仕組みを理解していれば、非常に強力です。Pro 7はもうエラい事になってますけどね。しかしながら、私がLogicのPlug-ins、特にソフトウェアシンセを愛しているのはそのクオリティーだけではありません。そのプロセスの仕方に他のPlug-insとの違いがあるのです。

まず始めに、これらのPlug-insがLogicでしか使われることがないということにポイントがあります。つまり、VST，RTAS，DXiなどのフォーマットのデザインやLogic以外のDAWで使われることを想定する必要がないのです。これはLogicにだけに最適化するという点で大きなメリットなり、最小限のプロセスをすることを助けます。次に、浮動小数点演算方式に違いがあります。簡単に言うなれば、計算ミスが少ないため、無駄なCPUを使う必要がないというわけです。このようなシステムをもっているのは実はEmagic（現在Appleですが、Appleが買収した理由の一つがこれでもあります）だけでなく、MOTUも持っています。これはMIDIのデザインと深く関係しており、、、まぁそんな感じです（笑）

ほんとに私はLogicのPlug-ins好きですね。EVB3のオルガンの音は雰囲気をだし、ハービーハンコックがライブで使ったのを見た事があります。EVP88も美しいです。それにES1は簡単にバーチャルアナログなファミコンサウンド作れますし、ES2を使えばどんな音でも作り込めます。

でもLogicのオーディオエディットは絶望的ですけどね。。