DAW(Digital Audio Workstation)はコンピュータで動くソフトです。もちろん様々な会社が特徴あるDAWを作っています。その中でも一番有名なのは"Pro-tools"というソフトです。9割以上のレコーディングスタジオで使われているソフトで、他にもテレビ局やポストプロダクション(映画やゲームなど)でも世界中で使われています。理由は色々ありますが、オーディオの編集が容易に、なおかつ迅速に行うことができる、TDMで得られる恩恵というのが大きいでしょう。Pro-toolsについては、また改めて説明いたします。間違いなく多くのシェアをしめているPro-toolsですが、MIDIの操作という点で、一歩他のDAWソフトに譲っているものも事実です。

DAWで出来る事の一つに作曲というものがあります。MIDIコントローラやMIDI機器を使い、MIDIの情報をパソコンに記録させ、それをパソコンのディスプレイで目で見て編集することができます。またそのデータを再生し、シンセサイザーや音源から発音された音をオーディオインターフェイスを通じてDAWに取り込み、それを編集し、結果的に完成形に限りなく近い音楽を製作することができるわけです。例えばそれにボーカルを加えたい場合は、更に音をDAWに記録させればいいわけで、ある程度のレベルは、自宅完結の製作ができるわけです。

その際に使われるソフトとして有名なものとして、世界5大DAWと言われるものがあり、Logic, Cubase, Nuendo, Digital Perfomer, SequoiaといのがそのDAWです。

Logic

emagicというドイツの会社によって作られてましたが、去年の発表より、appleに吸収されました。そのためMacのOSでしか動きません。現在の最新のバージョンはLogic Proといわれるもので、過去に販売された全てのPlug-ins(エフェクトやソフトウェアシンセ)が含まれています。またLogic Expressというライトバージョンも存在します。
お値段=12萬塩

Cubase

SteinbergというVSTこれまたドイツの会社によって作られているソフトで、VSTとの相性ということもあり、個人で使う方もかなり多いようです。WindowsとMacの両方で動きますが、WindowsのDAWの中では最も入りやすいと言えるかもしれません。個人的には使う機会が少ないですが、クォンタイズ機能が素晴らしく、オーディオのリズムをアナライズ(波形を分析)し、そのタイミングをMIDIに合わす事ができます。ついこの間3.0が発表され、新機能がヨダレがでるぐらいいいです。シンセサイザーの情報を取り込み、オートメーションすることができるのですからね。

お値段=9萬塩

Nuendo

これまたSteinbergによって作られてるソフトですが、オーディオ分析のアルゴティズム(仕組み)が優秀で、ポストプロダクションで使っているかたも多いです。MIDIに関しても、使い勝手がよいのですが、そこまで試したことがないため、これ以上はわかりません。

お値段=20萬塩

DIgital Perfomer

MOTU(Mark Of The Unicorn)という会社が作っているソフトで、Macでしか動きません。Matrix Reloadedで使われたソフトでもあり、タイムストレッチやピッチシフターには定評があります。ポストプロダクションで使われるのもよく見ます。最初からPlug-in(ソフトウェアシンセサイザーはありませんけど)が含まれており、MIDI関係もかなり充実しております。

お値段=7萬塩

Sequoia

5大シークエンサーに入ってる割には非常にマイナーなソフトですが、Magixという、これまたドイツの会社が作っております。最初から含まれているPlug inに、非常に素晴らしいコンプレッサーやリバーブがあります。ソニーのエンジニアが使っているというのを聞いた事がありますが、実際に使ってるのを見たのはたった1度しかありません。しかし、Windowsの中で動くDAWでは一番優れているのは間違いないと思います。ただお値段が、、

お値段=30萬塩強

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