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スピーカーの物語り その1
2004年6月3日明日ロサンゼルスのLAXから成田に飛ぶ、しばらく日記が止まります。今テロ警戒のため、手荷物チェックが大変厳しいそうですが、意地でもシンセを持って帰ります。しかも機内持ち込みで。
さて、空港と言えば、アナウンスを皆さん聞きますよね。「東京行きはO番ゲートです」みたいなアナウンス、もちろんスピーカーから聞こえるわけです。でも空港全体をカバーするデカイスピーカーを使ったり、大音量で鳴らしていませんよね?実はあれは学校の放送と全く同じ仕組みなのです。学生時代に教室や廊下の天井に取り付けられていた、小さなスピーカーです。あれが空港やデパートの天井や壁に埋め込まれて、数百個のスピーカーがなっているおかげで、どこにいても聞こえるわけです。数百個と聞いて驚いた方もいるかもしれませんが、もっと驚くべきことはアンプを使用する数。実はたった1個。これはコンスタントボルテージシステムと呼ばれるもので、70.7Vの電圧が全てのスピーカを回っています。だからアンプでそれぞれのスピーカーの音量を調節することができません。例えば、待ち合いロビーは広いから大きなボリュームで、でもトイレなどは小さなボリュームでというような設定をアンプからは調節できないのです。ではどうやって調節するのでしょうか?スピーカーの蓋を外して、取り出してみると、トランスフォーマーがあり、2Ω,4Ω,6Ω,8Ωというように抵抗を調節できます。このコンスタントボルテージシステムは、そのコストパフォーマンスの良さから、大きな建物、病院、学校、デパートなどで使われます。ただどうしてもパワーがないため、そしてドームの口径の小ささから低音を出すのはあまり上手ではありません。でも逆に、イージーリスニングやアナウンスを正確に伝えると言う点で非常に適して言えます。今度の週末ショッピングに行くときは、ちょっと天井に目を凝らしてみてはいかがでしょう?
さて、空港と言えば、アナウンスを皆さん聞きますよね。「東京行きはO番ゲートです」みたいなアナウンス、もちろんスピーカーから聞こえるわけです。でも空港全体をカバーするデカイスピーカーを使ったり、大音量で鳴らしていませんよね?実はあれは学校の放送と全く同じ仕組みなのです。学生時代に教室や廊下の天井に取り付けられていた、小さなスピーカーです。あれが空港やデパートの天井や壁に埋め込まれて、数百個のスピーカーがなっているおかげで、どこにいても聞こえるわけです。数百個と聞いて驚いた方もいるかもしれませんが、もっと驚くべきことはアンプを使用する数。実はたった1個。これはコンスタントボルテージシステムと呼ばれるもので、70.7Vの電圧が全てのスピーカを回っています。だからアンプでそれぞれのスピーカーの音量を調節することができません。例えば、待ち合いロビーは広いから大きなボリュームで、でもトイレなどは小さなボリュームでというような設定をアンプからは調節できないのです。ではどうやって調節するのでしょうか?スピーカーの蓋を外して、取り出してみると、トランスフォーマーがあり、2Ω,4Ω,6Ω,8Ωというように抵抗を調節できます。このコンスタントボルテージシステムは、そのコストパフォーマンスの良さから、大きな建物、病院、学校、デパートなどで使われます。ただどうしてもパワーがないため、そしてドームの口径の小ささから低音を出すのはあまり上手ではありません。でも逆に、イージーリスニングやアナウンスを正確に伝えると言う点で非常に適して言えます。今度の週末ショッピングに行くときは、ちょっと天井に目を凝らしてみてはいかがでしょう?
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